Angeliqueのパラメーター

サーフェス(マテリアル)にAngeliqueを適用すると、次のパラメーターが追加されます。

Angelique

Angeliqueに関連する全てのパラメータがまとめられたグループです。

Angelique > Adjustment

Angelique > Adjustment > Offset

パターンの中心位置です。数値は、テクスチャの垂直(T)方向の幅を100%とした場合のパーセントです。0%でテクスチャの最上部(T = 0.0)を中心としてパターンが描画され、100%でテクスチャの最下部(T = 1.0)を中心としてパターンが描画されます。

Angelique > Adjustment > Degree

パターンの角度です。数値は、パターンを回転させる角度を時計回りの度数で表したものです。90でパターンが時計回りに90度回転します。パターンの回転は、Angelique > Adjustment > Offsetによる調整が行われた後に、テクスチャの中央(S = 0.5, T = 0.5)を中心として回転されます。

Angelique > Wave

パターンの波形に関連するパラメータがまとめられたグループです。

Angelique > Wave > Mode

波形の種類です。None = 直線(波なし), Sine = 正弦波(滑らかな波), Triangle = 三角波(ギザギザの波)となります。

Angelique > Wave > Period

波形の周期です。数値を増やすと波の間隔が広くなり、減らすと波の間隔が狭くなります。Angelique > Wave > ModeをNone = 直線(波なし)にした場合は無視されます。

Angelique > Wave > Amplitude

波形の振幅です。数値を増やすと波の振り幅が大きくなり、減らすと波の振り幅が小さくなります。Angelique > Wave > ModeをNone = 直線(波なし)にした場合は無視されます。

Angelique > Base

パターン全体に影響を与えるパラメータがまとめられたグループです。

Angelique > Base > Spread

パターンの広がりです。数値は、テクスチャの垂直(T)方向の幅を100%とした場合のパーセントです。数値を増やすとパターンが広くなり、減らすとパターンが狭くなります。パターンの幅はエッジを含めた全体の幅となります。

Angelique > Base > Color

パターンの色です。色の合成方法は、Angelique > Base > Blend Modeの設定によって変わります。

Angelique > Base > Blend Mode

パターンの合成方法です。Normal = 通常, Multiply = 乗算, Screen = スクリーン, Overlay = オーバーレイ, Darken = 比較(暗), Lighten = 比較(明), ColorDodge = 覆い焼き, ColorBurn = 焼き込み, HardLight = ハードライト, SoftLight = ソフトライト, Difference = 差の絶対値, Exclusion = 除外となります。合成方法はAdobe Photoshopのものとほぼ同じです。

Angelique > Base > Opacity

パターンの不透明度です。数値を増やすとパターンが不透明になり、減らすとパターンが透明になります。

Angelique > Edge

エッジ(パターンとテクスチャの境目)に関連するパラメータがまとめられたグループです。

Angelique > Edge > Upper Edge

上部(T方向)のエッジの広がりです(1.0.0ではFirst Edge)。数値は、Angelique > Base > Spreadの幅を基準としたパーセント単位ですが、実際の比率はAngelique > Edge > Lower Edgeとの組み合わせによって変わります。数値を増やすとエッジが広くなり、減らすとエッジが狭くなります。

Upper Edgeを100%、Lower Edgeを100%とした場合、上部のエッジの幅はSpreadの50% = (Upper Edge: 100% ÷ (Upper Edge: 100% + Lower Edge: 100%)) × Upper Edge: 100% となります。Upper Edgeを50%、Lower Edgeを100%とした場合、上部のエッジの幅はSpreadの16.6% = (Upper Edge: 50% ÷ (Upper Edge: 50% + Lower Edge: 100%)) × Upper Edge: 50% となります。

Angelique > Edge > Lower Edge

下部(T方向)のエッジの広がりです(1.0.0ではSecond Edge)。数値は、Angelique > Base > Spreadの幅を基準としたパーセント単位ですが、実際の比率はAngelique > Edge > Upper Edgeとの組み合わせによって変わります。数値を増やすとエッジが広くなり、減らすとエッジが狭くなります。

Upper Edgeを100%、Lower Edgeを100%とした場合、下部のエッジの幅はSpreadの50% = (Lower Edge: 100% ÷ (Upper Edge: 100% + Lower Edge: 100%)) × Lower Edge: 100% となります。Upper Edgeを50%、Lower Edgeを100%とした場合、下部のエッジの幅はSpreadの66.6% = (Lower Edge: 100% ÷ (Upper Edge: 50% + Lower Edge: 100%)) × Lower Edge: 100% となります。

Angelique > Edge > Color

エッジの色です。色の合成方法は、Angelique > Base > Blend Modeの設定によって変わります。

Angelique > Repetition

パターンの繰り返しに関連するパラメータがまとめられたグループです。

Angelique > Repetition > Frequency

パターンの繰り返し回数です。指定した回数分だけパターンが繰り返して描画されます。パターンとパターンの繰り返し間隔はAngelique > Repetition > Distanceで指定します。

Angelique > Repetition > Distance

パターンの繰り返し間隔です。数値は、テクスチャの垂直(T)方向の幅を100%とした場合のパーセントで、パターンの中心から中心までの距離となります。数値を増やすとパターンの間隔が広くなり、減らすとパターンの間隔が狭くなります。パターンの繰り返し回数はAngelique > Repetition > Frequencyで指定します。